藤原ゆか先生

藤原ゆか先生の
インタビュー

新れんさい『リトルウィッチアカデミア 月夜の王冠』のみどころを教えてください。
まんがならではの部分だと、原作にないキャラとして、ユートがアッコたちにどうからんでくるかを楽しんでもらえたらいいなと思っています。あと、原作キャラクターのアッコ・ロッテ・スーシィのかわいらしい言動に注目してもらいたいですね。
主人公・アッコを描くときのこだわりはなんですか?
登場キャラクターの中でもいちばん表情があるので、そこに力を入れられたらと思っています。あと、髪型にちょんまげっぽい部分があるんですけど、そこがチャームポイント。元気がないときはたれさがっていたり、気持ちとシンクロさせてます。
まんがオリジナルキャラ・ユートはどうやって生まれたんですか?
最初は、主人公の女の子キャラもまんがオリジナルにしようと思ってました。でも、アッコはやっぱり主役キャラで、主役だからこそ輝けると思い、主役はアッコにしました。なので、元々考えていたオリジナルキャラの男の子は、当初はおだやかな性格の予定でしたが、アッコの相手役ということで、今の性格に落ち着かせました。その時点で、顔も当初はタレ目だったのがツリ目になったりもしました。
男の子をかっこよく描くコツは?
その男の子を描くことによって、読者がどうリアクションをしてくれるかを想像しながら描いています。私、生まれかわったら美少年になってキャーキャー言われたくて(笑)。その欲を自分が描く男の子にぶつけています。この男の子に対して、キャーキャー言ってほしいっていう一心で(笑)。プロデューサー気分ですね。なので、自分の頭の中にある表情にピッタリハマる絵になるまでは、何度も下絵を描きなおします!
アッコとその友達、スーシィ、ロッテの3人だと、藤原先生はどのタイプですか?
どのキャラも描きやすいので、きっとどのコも自分と似ている部分があるんだろうなって思ってます。アッコだと、目標を決めて突き進むところ、スーシィは友達をからかっていじっちゃう部分、ロッテは友達を心配していたり…どの部分も、自分が実際に友達と接しているときにある部分なんですよね。なので、3人の関係性にすごく共感できるんです。3人のやりとりが大好きですね。
描いていて楽しかったシーンはどこですか?
3人のやりとりはもちろんですが、アッコの動きも楽しい。魔法だったり、元がアニメーションな部分は、今まで描いたことのない表情や動きが多いので。
第1話の扉絵のポイントはなんですか?
ホウキに乗って、ふわふわと心おどるような雰囲気が出るように。サブタイトルの“月夜の王冠”に合わせて、夜空もテーマのひとつになっています。アッコはすでに原作の色があるので、そのまま。ユートはそれとバランスを取りつつ、風のような動きをするイメージから清涼感のあるブルー系をチョイスしました。
サブタイトルはどうやって決めましたか?
王冠が出てくる話っていうことだけは決まっていたので、“●●の王冠”っていうフレーズをいくつか出していって、その中から選んでもらいました。たぶん、話が進む中でサブタイトルのイメージに近い絵が出てくるはず!
ファンタジーの世界を描くために、作画で意識したことはなんですか?
やっぱり、原作アニメを何回もみて、イメージを頭の中に叩き込みました。あとは、海外の町並みの写真集とかも見ましたね。
つかってみたい魔法はなんですか?
瞬間移動。行きたいときに行きたい場所にいける魔法は使えたら便利だろうなぁと。今は、暑いので北海道に涼みに行きたいですね。
先生自身が小学生のときに衝撃をうけた出会いはありますか?
小1のときの「りぼん」との出会いですかね。それまでは絵を描くのは好きだったんですけど、絵といえばアニメばかりで。友達にみせてもらった「りぼん」がまんがというものとの初めての出会いでした。絵があって文字があって話が進んでいくのが衝撃でした。このときの「まんがっていうものがあるんだ」っていう思いは、アッコにとっての魔法と同じように、自分の夢に結びつく衝撃の出会いだったと思います。
最後にりぼんっ子へ一言お願いします!
「こんな魔法を使いたい」と夢をみられる作品にしたいと思っています。魔法もですが、アッコ自身が見ていて元気になれるキャラだと思うので、そこにも注目してもらえると嬉しいです♪ よろしくお願いします!

(2015年9月1日)

(※インタビューは、2015年8月現在のものです。)

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