藤原ゆか先生

藤原ゆか先生の
インタビュー

読みきり『××××な彼女』が生まれたきっかけはなんですか?
『CRASH!』の番外編で読みきりは描いたけど、新作だとかなり久しぶりの読みきり。だからこそ“ふつうのラブコメ”を描きたいなと思ったのが、話作りの1つのキッカケでした。
主人公・ちひろをアイドルオタクにしたのはどうしてですか?
私のまわりって、何かひとつのことにこだわりを持っているオタクの子が多いんです。アイドルだったり、アニメだったり。その中でも、私自身がアイドルオタクなので、やっぱりアイドル好きの友達が多くて。その子たちと、いろんなアイドルの話でもりあがるのが楽しくて、そういう何か1つのことに夢中になっている子にスポットをあてた話が描きたくて、アイドルオタクのヒロインを考えていきました。
ちひろを描くときに気をつけているところはどこですか?
ふつうの女子高生にしたいなとは思っていました。あとは、元気でちょっぴりおばかな感じが出せるように、髪の毛をくるんとさせたりして表現しました。
同じアイドル好きということで、共感できる部分も多かったですか?
はい(笑)。特に、幼なじみの諒くんが、アイドルに興味を持ったときに、ちひろがいろいろオススメしているシーンは、かなり共感できます。自分が好きなことに、興味を持ってもらうことがうれしくて、「家に来てみる? コレ貸すよ!」とか言っちゃいがちですね(笑)。そのときのちひろの、うれしそうな笑顔は、アイドルオタクならではの表情が出せたかなと思います。
ちひろの幼なじみ・諒を描くときに気をつけてたところはどこですか?
裏表のない性格になるようにしたいなと思って描いていきました。ちひろが明るいので、寡黙で硬派な男の子にしようと諒くんを考えていったので、そのイメージをあらわしたくて、髪の毛をちょっとツンツンさせてみました。ちひろも諒も髪の毛の話ばかりですみません(笑)。
先生自身、髪の毛を描くのは好きですか?
年々、髪の毛を描くのが好きになっていますね。というのも、1年ほど前からアイドル誌『Myojo』で、撮影レポを描かせてもらっていて。そこで、いろんなアイドルの似顔絵を描いて、髪型とか髪質って萌えポイントのひとつだなって改めて実感したんです。その人にしかない部分だって。なので、自分のキャラにもそれは大事に描きたい部分だなって思いました。
CRASHのメンバーも久々にりぼんに登場! 描いてみていかがでしたか?
イラストも描いたりはしてましたが、まんがに登場させるのは久々。でも、描きなれた子たちなので、昔なじみの知り合いにあえたような不思議な感覚ですね。「元気にライブやってる?」みたいな(笑)。
藤原さんにとって、“アイドル”とはどんな存在ですか?
やっぱりアイドルは、夢を見せてくれる存在。でも、だからと言って、作られた存在ではないというのは改めて感じています。その子の人間性がにじみでているからこそ、ファンをひきつけられるんだって。その子の人間性がパフォーマンスに出ている子は、おのずとファンが増えていくんだろうなぁと『Myojo』での撮影レポを通して改めて感じました。
イキイキしたキャラの動きを描くときのポイントはなんですか?
キャラクターにあった動きになるように、自分で実際にやってみたりします。もうひとり芝居ですよ(笑)。あとは、下書きでは裸の状態を描いてから、服を着せていっています。特に動きを出すためにしていることはないですが、裸の状態で描くことで、動きがちゃんと出ているかが分かりやすいような気はしますね。
今回のお話を考えていく上で、最初から変わらなかったシーンはありますか?
近づいてきた顔を、写真うちわで阻止するシーンは、最初から描きたかったシーンですね。入れる箇所は決めてなかったですが。写真うちわは、アイドルならではのグッズなので、絶対に出したかったんです(笑)。
最後にりぼんっ子にメッセージをお願いします!
アイドルにかぎらず、何か1つのことが大好きな子はいると思うので、共感してもらいたいです。そうじゃない子にも「アイドル好きな子ってこういう風なんだ、おもしろい」って楽しんでもらえるとうれしいです!

(2016年4月1日)

(※インタビューは、2016年3月現在のものです。)

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