かるき春先生

かるき春先生
のインタビュー

新れんさい『つむぎと箱庭モンスター』が生まれたきっかけはなんですか?
実は私がぬいぐるみデザインの仕事をしていた時期があったんです。おもしろい世界なので、脇役でもいいので、ぬいぐるみデザイナーのキャラを描けたらいいなと思っていて。れんさい用にお話を考えていたときに、ぬいぐるみを作りたい女の子として、話を組み立てていきました。最初はもっと、ぬいぐるみデザイナーを目指していて元気な子だったんですよ。でも、担当さんと打ち合わせしていく中で、最初からぬいぐるみを作りたい子より、”絵を描くことが好き”から入ったほうが、読者にも共感してもらいやすいかもということで、今のつむぎになりました。
主人公・つむぎを描くときに気をつけたことはなんですか?
見た目で言うと、内気な雰囲気を出したいので、目をたれ目に描くこと。性格だと、いざこざが嫌いな性格を忘れないように、言わなくてもいいことは言わせないようにしています。言いたいことをガマンして苦しそうなシーンもありますが、そんなつむぎが、ぬいぐるみデザインという場所に出会って、初めて意見を言えるようになるといいなって思っています。
つむぎらしいと思うシーンはどこですか?
いざこざが嫌いっていう意味だと、引っ張られてそのままズルズル引きずられていくところとか(笑)。あとは、絵に関して没頭しているシーンは、つむぎだからこそだなって思います。リクエストに答えて次々に描いていくところも。
先生自身は、つむぎと同じ年のころどんな夢をもっていましたか?
まんが家になりたかったと思います。高校受験の面接では、得点があがるっていうウワサを聞いて、「美術教師になりたい」って答えた気がしますが(笑)。まんが家になりたいって思いながらも、初めて道具を使って描いて完成させたのは、大学2年生でしたね。
先生が初めて描いたキャラはなんですか?
中1~大2まで友だちと2人で交換まんがをやっていたんです。その最初に描いたキャラが、最初だったと思います。もちろん同じキャラで大2まで続けていたわけではないですか。合計で36冊くらいかな? 1冊目のキャラは、2人で真逆のキャラを作ろうってことで、炎の神様の子供と、氷の神様の子供の話にしようって(笑)。私は炎のキャラを描いていて、男の子でしたね。
男の子キャラはむずかしくなかったですか?
むずかしかったです。でも、交換まんがを描いていた友だちと、お互いに競いながら描いていくうちに、つかめていきました。そのコとは、友人だけどいいライバルっていう関係で、描いた絵をクラスメートに「どっちがいい!?」って聞いたり、テスト前になると果たし状を出しあって、点数を競ったり(笑)。数学は負けたことはなかったけど、国語はよく負けてたなぁ。
先生が高校生時代、休み時間ハマっていたことはなんですか?
高校3年生のときは、トランプをしていました! 1対1でやるときは、スピード。大人数のときは大富豪を。お菓子をかけることもあったんですけど、1日で13コちかくおごるハメになったことも(笑)。
今回のお話を考える上で、ネーム~下絵の段階で、かわらなったシーンはありますか?
つむぎがつれさられるシーンは変わらないです。新しい世界にひっぱっていくのは、ちょっと強引じゃないとって思ったので、最初からあのまま。
最後にりぼんっ子にメッセージをお願いします!
絵を描くことが好きな主人公に共感してもらえたらうれしいです! こんな世界があるんだって楽しんでもらえるようがんばります!

(2016年7月1日)

(※インタビューは、2016年6月現在のものです。)

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