村田真優先生

村田真優先生
のインタビュー

新れんさい『ハニーレモンソーダ』が生まれたきっかけはなんですか?
“自分を変えたい女の子を描きたい”という羽花の設定が一番最初にありました。たぶん、前作からの反動ですね。このパターンが多いかもしれません。見た目も、黒髪っていうことだけは決まっていました。ロングかセミロングにするかでは迷いましたが、セミロングのほうが親近感が出るなと思って決めました。
羽花ちゃんを描くときに気をつけていることはなんですか?
暗いフンイキがですぎないように。流れが重たくなるので。悩んでいるときでも、コミカルな要素が入るようにしています。名前の由来は特にないんです(笑)。羽根のモチーフがマイブームなのと、一番好きな漢字が花で、合わせたら名前っぽいなと思ったんです。あとは“羽化”っていう実際にある言葉の意味と、キャラの性格もあっているので。
ヒーローの三浦くんを描くときに気をつけていることはなんですか?
素性がわからない不思議な子に見えているといいなって思っています。こういう自由な子はやっぱり描いていてたのしいですね。私の中で、お話を考えるときのひとつのテーマとして、“青春は自由になんでもやっていい”っていうのを大事にしていて。その思いをのせやすいので、こういう男の子たちを描くのは好きです。
タイトルの由来はなんですか?
とにかく青春感のあるタイトルにしたかったんです。私、清涼飲料水のCMがすごく好きで。青春って感じがするじゃないですか。特に炭酸系。あと、レモンも初恋の味って言われているイメージがあったので”レモンソーダ"は完璧な青春の飲み物だな、と(笑)。作中に出てくる飲み物をソーダにして、タイトルにも使いました。最初は、『教室レモンソーダ』っていうタイトルだったんですよ。でも、担当さんと「教室があんまりピンとこないね」って話になって。ちがう言葉をさがしていた中にあった“ハニー”がかわいかったのと、あと略しやすいそうだなと思って決めました(笑)。ずっと、タイトルを略すのにあこがれていたんです。『流れ星レンズ』も『またあした』も、特に略す必要がなかったので。略したときのかわいさを優先したときに、『ハニーレモンソーダ』に落ちつきました。“ハニレモ”って呼んでもらえるとうれしいです。
扉絵のポイントはなんですか?
青春感と新れんさいの勢いを出せたらいいなと思って描きました。あと、タイトルにちなんでレモンをちらばせてます(笑)。扉絵はいつもとくにテーマは決めずに、そのときの気分で好きなものを描くようにしています。画材は、ずっと変わらずドクターマーチンのカラーインクを愛用しています。
描いていて楽しかったシーンはありますか?
羽花の中学時代の回想からの流れですかね。前半が苦しい展開なだけに、晴れやかな気持ちで描けました。
以前インタビューしたときに、トレース台を持っていないと話していましたが、今もですか?
ずっと使ってなかったんですけど、最近やっと一台買いました。一度使うと便利だな~と思うんですけど、どうしてもあの光が苦手で…。気分が悪くなるので、なるべく使わないようにしています。カラーの作業のときくらいですかね。あとは、アシスタントさんが暗めのトーンを貼るときに使っています。
先生は炭酸は好きですか?
好きなんですけど、コーラを飲むと、鼻から出そうになるんですよ(笑)。私だけですか? 上手な飲み方を教えてほしいです。好きな飲み物は…レモンソーダです♡
先生は早い時間に学校に行ってましたか?
高校のときは早く行ってたかも。私、自転車通学だったんですが、ほとんどの子が電車通学だったんですよ。それで、同じ電車からみんながいっせいに降りてくるから、大量の生徒が通学路にあふれるんです。その人の波を自転車で通るのがイヤで、早く行ってました(笑)。自転車通学は、もう冬が寒すぎるんですよ~。風がつめたすぎて、顔がいたかった…。
先生が今、自分で変えたいところはどこですか?
計画的に行動できないところです。「右に行きます」って言葉にした瞬間に、左に行きたくなって、実際に行っちゃうんですよ。目的地が右だとしても、左に行っちゃう。スケジュールも同じで、自分から「明日までに」とか言っちゃうと、その瞬間からしたくなくなる(笑)。なので、わざと前だおしに発言するようにしています。でも、ほかの人から言われるスケジュールだと守れるんです。自分で決めたことをやぶりたくなるんですよね…。なんでだろう…。
最後にりぼんっ子にメッセージをお願いします!
羽花のどこかに共感するポイントを見つけてもらえたらうれしいです!

(2015年12月28日)

(※インタビューは、2015年12月現在のものです。)

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