瀬川あや先生

瀬川あや先生
のインタビュー

新れんさい『恋するスカーレット』が生まれたキッカケはなんですか?
“キャラができれば、ストーリーは動き出す”っていう持論にもとづいて、いつもキャラから作っていきます。なので、今回の話のスタートも、主人公のキャラから。 主人公には、自分と似た部分があるほうが、感情がのせやすいので、自分と似た性格要素を探しました。前作『ハツコイに、手錠』のときと同じですね。前作とはちがう自分要素を考えたときに、最初は”妄想癖がある=妄想で恋をする”ってところから、主人公は作っていったんです。どうして妄想で恋をするようになったのかなって考えたときに、忘れられない初恋があるからじゃないか、と。そこからストーリーを作っていきました。 でも、ストーリーを直すうちに、主人公の妄想癖はほぼなくなって…。もうひとつの自分要素である“女子力が枯れてる瀬川”が出てきて、今のすみれができあがりました(笑)。特に、すみれが将来へのマイナスな妄想を広げているシーンは「コレ私だ…!」って思いながら描いてました(笑)。
主人公・すみれを描くときに気をつけていることはありますか?
女子力がないので、髪とかもボサボサだったり、しぐさも男っぽいというか…なんだろう、小5男子を描いているような気持ちですね(笑)。恋への考え方が、初恋のときですみれは止まっているので、精神年齢も幼いまんまなんです。そんなすみれが恋をすることで、女の子らしくなっていくといいなって思っています。
すみれの初恋の人である緋色と、中学の後輩の水葵。2人のヒーローを描く上で気をつけているところはどこですか?
水葵は、かわいいのに男らしいギャップがあるっていうところですね。私がこういう人が好きなんですよ(笑)。これまでもキャラ案では出してきたんですが、毎度ボツで…! やっと描けているので、すごく楽しいです。緋色は、私もまだ知っている途中。ただ、水葵よりも年上なので、色気のある雰囲気を出せるように心がけています。
瀬川さん的、男子の色気のポイントはどこですか?
えーっと…目と口ですかね。でも本当は、体から色気が出せるようにがんばりたいです! ほかの方の作品で、骨っぽさのある男の子の絵をみたりすると、「あ~いい体!」っておじさん瀬川が出ちゃうんですよ(笑)。そういう絵を私も描けるように、絵の練習がんばります!
キャラの名前はどうやって考えていったんですか?
すみれ、緋色、水葵ともに、色に関する名前にしました。最初に、すみれのフルネームを考えたときに、すみれ色にちかい色の藤色から取って、藤倉すみれ。藤もすみれも、色以外に花にもある名前だったので、緋色と水葵の苗字も花に関する名前がいいなと思って、花の名前や色をいろいろ調べて、それぞれのフルネームを考えていきましたね。こんなにいろいろ考えて名前をつけたことないです(笑)。
キャラクターの表情がコロコロと変わるのが、瀬川さん作品の魅力のひとつ。描いていてたのしい表情はなんですか?
喜怒哀楽にあてはまらない表情が好きですね。言葉にはできない、絵にしないと伝えられない表情というか。あと、すみれでいうと恋愛相談をされて口をとんがらせてる表情を描くのも楽しかったです(笑)。あれは、小学生男子が、恋愛ドラマのラブシーンを見たときに出るなんとも言えない表情をイメージしました。
描いていて楽しかったシーンはどれですか?
すみれがたくさん食べているシーンとか、ブタのぬいぐるみを抱えて電話してるシーンとか、ちょっと気のぬけるシーンが楽しかったです。ドキドキするシーンも楽しいですが、そういうシーンはほっとしますね。ちなみに、ブタのぬいぐるみの名前は、豚野郎です(笑)。すみれにあわせて表情も変わったりするので、注目してください。ちなみに、二重アゴがポイントです(笑)。
1話のラスト、すみれが結構大胆な夢を見ていますが、瀬川さんが最近見た夢はなんですか?
ほぼ毎日、夢をみるんです。でも基本的に、自分の身の回りにいる人と日常生活を過ごしてることがほとんど。すみれみたいに、ドキっとするような夢をみることはないですね。…夢でくらいみたいです(笑)。
最後にりぼんっ子にメッセージをお願いします!
私もいつかこんな恋できるといいなって思ってもらえるようにがんばります!

(2016年4月1日)

(※インタビューは、2016年3月現在のものです。)

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