たいら茶織先生

たいら茶織先生
のインタビュー

新れんさい『先輩、あのね。』は、原作をあおい先生が担当していますが、製作過程はどんな感じですか?
さんに、お話の流れを小説のようにまとめたものを送っていただきます。その後、私がネームにするのが基本の流れです。文面からキャラの感情を読み取って、それを表情にしていく作業がむずかしかったです。さんにも見ていただくんですが、その上で、シーンは変えずに表情だけが変更になることもあって、印象がガラリと変わるのでが、新鮮で楽しかったです。
『先輩、あのね。』は初れんさい! 今の心境はどうですか?
やっぱり緊張しますね。ちゃんとこの物語をやりきれるのかっていう。でも、一生に一度しかない“初”れんさいなので、緊張感を持ちつつも楽しみたいと思います。
主人公・莉々を描くときに気をつけている点はどこですか?
弱く見えても、芯は強いんだぞということは意識しています。1話目だと弱い部分に目がいっちゃいがちですが、これから芯の強い部分がでてきます!
相手役の先輩はどうですか?
イケメンに描かなきゃって思っています(笑)。キャラは目と眉毛できまると思うので、そこにマジメさのあるキリっと感を出せるように意識しています。やさしくてまっすぐな人なので、責任をとらなきゃっていう困惑した表情が多いんですよね。
扉絵のポイントはなんですか?
あかるいパステルカラーにしたところです。内容が切ないので、「幸せになってね」っていう願いをこめて。カラーはデジタルで作業していますが、水彩っぽくなるように塗りました。青が好きなので、いろんなところに青を混ぜています。莉々は紫よりの青を、先輩は黄色よりの青を混ぜました。
第1話で描いていて楽しかったシーンはどこですか?
莉々ちゃんのいろんな表情を描くのが楽しかったです。言葉数が多いわけではない分、この作品の大事なところはキャラの表情かなと思っていて。自分の頭の中にあったキャラの表情が絵として表現できたときは「決まった!」ってうれしくなりましたね。具体的なシーンだと、先輩に告白されたときの、うれしいんだけど罪悪感があるっていうときの表情とか。
あのシーンは、コマ割りもドラマティックですよね。コツはありますか?
コツは私にもまだわからないですね。私、無意識に変形ゴマを使いがちで。読者の子が次に目が追うコマがどこなのかをちゃんと意識するようにしています。
1話で莉々ちゃんが、学年違いの教室に行きづらく困っているシーンがありますよね。たいらさん自身は学生時代、気にせずに行けるほうでしたか?
私も莉々ちゃんと同じタイプでした(笑)。いまだに、知らないところに1人で行くのはイヤですね。友達に言われたら、「行けると思ってるの!?」って思っちゃう(笑)。高校のときは、同じ学校の1学年上にいとこがいたんですが、教室に行ったときは、めっちゃ緊張しましたね。これに限らず、莉々ちゃんには共感するところが多いですね。
お話のキーワードとして“罰ゲーム”があげられますが、先生は罰ゲームしたことあります?
物まねをするとか、歌を1曲歌うとか、そういう罰ゲームがある遊びはやったことあります。でも、私自身があたったことはないですね。“ゲーム”つながりながら、最近、パズルゲームにハマっています。原稿中の休憩として、絶対に1回はやってます。
作中で、先輩が秘密の場所として屋上を紹介してくれていますが、先生にとっての秘密の場所はありますか?
実家の近くにある大きな本屋さん。10年くらい前にできて以来、ずっと好きな場所です。でも最近、一人暮らしを始めて少し遠くに引越したので、行けてなくて。すごく恋しいです。初コミックスが出たときは、真っ先にその本屋さんに行きました! 自分のコミックスが並んでいるのに感動しました。
最後にりぼんっ子にメッセージをお願いします。
莉々ちゃんの切ない恋を一緒に、きゅんきゅんしながら見守っていただけるとうれしいです。

(2015年12月28日)

(※インタビューは、2015年12月現在のものです。)

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