津山ちなみ先生

津山ちなみ先生
のインタビュー

10年続いた秘訣は? ネタに詰まった時はどうしてますか?
深く考えずに描けていたのは最初の2,3年―。以来、ネタには毎回のように詰まっています。そういう時には思いっきり悩みぬいて苦しみぬいて、ストレスでハゲそうになりながら何とかひねり出しています。楽~に思いつきで描いていたときより、今の苦しみながら描いているものの方が、面白いものが出来ていると思います (そうでないと困る)。
10年続いた秘訣…と言ってはアレですが、私の何事にも影響を受けやすい性格が、いい方に作用したんじゃないかと思います。自分の単行本を読み返してみると、恥ずかしいほどその時その時のマイブームに流されまくっています。「これ面白い!これ好き!」と思ったら、何でも自分の漫画に練りこんじゃってます。そのおかげで、一本調子になりやすい「長期連載学園ギャグ」に多少の転調が度々あったんじゃないでしょうか。 あと、キャラが多いので、描くほうとしても「次は誰メインで描こう~♪」と、いまだに飽きがきません。 読み手に飽きられるのもまずいけど、描き手が飽きてしまったらホントにおしまいだと思うので、10年も続けられた一番の理由は、実はこれなのかも。各キャラにまだまだ描き足らないエピソードがいっぱいあります。
津山先生的NO.1キャラとNO.1カップルは誰ですか?
NO.1キャラは…やっぱり一番愛着があるのは「めぐみ」。なにしろ一番最初に作ったキャラですから。こいつが一番、私の「その時好みの女の子のタイプ」によって、コロコロキャラを 変更されていると思います。一昔前は「お色気系」とか「小悪魔系」?最近は「やんちゃ小僧系」?そのうち「熱血よいこちゃん系」になったらどうしよう…。読者さん人気は、泉水が一番みたいです。ハイスコアで唯一恋の行方を質問された りするキャラです(ヒロイン?)。
NO.1カップルは…「えみかと京介」でしょうか。うちの高校生カップルで、本気で 本当の恋をしているのは、彼らだけかと。(読者人気でも、ハイスコア内カップル部門・ダントツNO.1だしね!!)
10年間でいちばん印象に残ったこと(シーン・キャラ・執筆中のできごと・嬉しかったこと・つらかったこと・ピンチなど)を教えてください。
いちばん印象に残っているのは、一昔前「りぼんオリジナル増刊号」の表紙を描かせてもらったことです。4コマまんがが、そんな晴れがましい舞台に立たせてもらえるとは思ってもみなかったので、嬉しいやら恐れ多いやらでした。その依頼をくれたのが、「デビュー前からのおつきあいの初担当さんだった」というのも余計に嬉しかったです(当時は3代目の担当さんにお世話になっていた)。同じ意味で、初めてのりぼんイベント(サイン会)参加も大変嬉しかったです。
あたためているネタをちょこっとだけ教えてもらえませんか?
ハイスコア内での話しだったら、ミッキーが主役の「実録!?少女漫画家血みどろバトル」、麗二パパ主役の「悪霊退散☆坊さんVSエクソシスト血みどろバトル」、景織子さん主役の「女優景織子・芸能界血みどろバトル」……言ってみただけです。
少女まんが家として心がけていることってありますか?
少女まんが家としては、「少女がひかない程度に」。ギャグまんが家としては、「自分が面白いかより、読み手が面白いか」。4コマまんが家としては、「4P(7本)中、2本は絶対に笑いをとる(とりたい)」。
これからの野望は?
デビュー以来10年間、ハイスコア以外の漫画を描いたことがない私ですが、ホントそろそろ別のものも描いてみたいです。32Pの切ない少女漫画とか描けるようになりたいです。まず乙女心と華やかな画面作りを勉強して、それからトライしてみたいです。ギャグ漫画家10年目にして、「少女漫画家デビュー」目指します。
読者にひとことお願いします!
中3の時にハイスコアでデビューして10年、いまだにハイスコアだけを描き続けています。 読んで感想をくれる、応援をしてくれる、 そんな読者の方々がいたからこそ、続けられた10年だったと思います。 私としては、まだまだ描き足りないハイスコア。まだまだ頑張りますので、これからもよろしくお願いします!!

(2004年10月18日)

(※インタビューは、2004年9月現在のものです。)

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