雪丸もえ先生

雪丸もえ先生
のインタビュー

新れんさい「えそらごと。」が生まれたキッカケはなんですか?
異なる主人公の物語が1つにつながっていく、オムニバス作品を描きたかったのがキッカケですね。それから通学電車を舞台にしたいなと。ちがう学校の子との物語が描けるのっていいなって思ったんです。ちなみに、私も電車通学でした。
主人公・琴子はどんな子ですか?
琴子は最初、今よりも不思議ちゃんでした。話を作るうちに現実味のあるキャラになったかなって。見た目はセーラー服に三つ編みだなって、最初からスムーズに決まりました。
塁と由真についてはどうですか?
塁は、『ひよ恋』の結心が爽やかでやさしい子だったので、その逆で荒っぽいというか悪い感じになるようにしたいと思って考えていきました。由真は、一番悩んだキャラでしたね。最初は、塁の元カノで少しヤンキーみたいなイメージだったんですが、ネームの過程で変わっていきました(笑)。最後にキャラが固まったのですが、この子が一番描きやすかったです。
描いていて楽しかったシーンはどこですか?
電車の中のシーン。電車を描くのが好きなんです。実際に電車に乗って、人間観察をすることも多いです。女子高生の会話をこっそり聞いたり…(笑)。いろんな人の物語を知ることができるので、飽きないんです。
新しい物語を考える上で気をつけていた点はありますか?
新鮮味を出していきたいなと思って考えていきましたね。読みきりでもれんさいでも、新しいお話を考えるときは今まで描いたことないキャラクターに挑戦するようにしています。あとは、私自身が楽しく描ける子にしようという気持ちは大事にしています。
タイトルの由来はなんですか?
気になる単語を書きとめているメモ帳があるんですが、その中にあった言葉です。“えそらごと”は、夢みがちで現実味がないという意味なので、1話の主人公と合う言葉だな…と思って、このタイトルにしました。
1話の扉絵のポイントはなんですか?
ファンタジックな雰囲気がでるように、明るい色づかいのグラデーションにしました。画材はアクリルガッシュという絵の具で塗っています。前はコピックを使っていたんですけど、コピックよりもアクリルガッシュのほうが、にじみの表現が出しやすいんです。
まんがを描く上で好きな作業はなんですか?
時間はかかるけど、ネームです。最初はキャラを私自身も理解できていない部分もあって、動きが硬かったりするんですけど、中盤にさしかかるあたりで、キャラがつかめて動き出す瞬間があるんです。その感覚が好きです。「キター!」って感じです(笑)。
先生とりぼんの出会いはいつですか?
小学校低学年のときに父親が買ってきたのが読み始めたキッカケですね。好きなのは、『姫ちゃんのリボン』(水沢めぐみ先生)です。
最後にりぼんっ子へ一言お願いします!
『ひよ恋』が終わって間もないですが、また新しいキャラたちと一緒に『りぼん』に載ることができてうれしいです♪ 琴子みたいに、恋に憧れている子は多いと思うので、共感してもらえればと思います!

(2015年2月1日)

(※インタビューは、2015年1月現在のものです。)

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