雪丸もえ先生

雪丸もえ先生
のインタビュー

新れんさい「吹彩‐SUISAI-」が生まれたキッカケはなんですか?
私自身が中学の3年間、吹奏楽部に入っていたこともあり、”吹奏楽部”はいつか描きたいテーマでした。そこからキャラクターを考えました。主人公は吹奏楽部をやったことがない子にしようって思い、それなら吹奏楽にすでに夢中な男の子も出したいという感じで…2人のキャラが決まりました。
主人公・うららを描くときに気をつけていることはありますか?
うららは、見た目や性格的に女の子らしくないんです(笑)。でも実は、女の子っぽいのに憧れているので、それを毎回出せるといいなと思っています。担当楽器をフルートにしたのは、私が吹奏楽部のときに吹いていたのがフルートだったから。構造も一番知っているし、音色も好きです。
湊に関してはどうですか?
一言で言うと、音楽バカ。だけど、何か夢中になっている男子ってかっこいいなと思うので。そのかっこよさと、少しへタレなかわいい部分を毎回出していこうと思っています!
描いていて楽しかったシーンはどこですか?
うららが吹奏楽に出会うシーン。キラキラした表現ができるようにがんばりました。私が吹奏楽部に入ったのも、先輩の演奏を見たときに圧倒されたからで。うららと気持ちが重なる部分があると思います。
れんさいの第一話を考える上で、大切にしていることはなんですか?
主人公のキャラをフルで伝えたいっていうこと。一話目で、主人公のことを好きになってもらいたいので。作品よりもキャラの魅力が最大限にいかせるように気をつけています。そういう意味でいうと、フルートに出会ってときめいてから、フルートを吹けるようにがんばっているうららの一連の行動は、一話目の中でもっともうらららしいかなって思っています。
タイトルの由来をはなんですか?
最初はもっとかわいいのにしようって案もあったんです。フルートだからキスっていう単語を使ったり…とか。でも、うららのキャラ的にもっと潔い方がいいんじゃないかなって。いろいろ考えた中で、“新しいものと出会って、その色に染まっていく”って意味をタイトルにもたせたいって思ったんです。そのとき“水彩”ってワードがふと浮かんで。水を吹にしようって。思いついたらスムーズでした。
第1話の扉絵のポイントはどこですか?
タイトルのとおり、色がテーマだったりするので、鮮やかな色合いを出したいな…と。今まではコピックやアクリル絵の具で淡い雰囲気にしていたのですが、今回は強めの色が出るカラーインクを使いました。下絵から完成まで2日で仕上げたんですが、湊のサックスを塗るのが本当に大変でした(笑)。
キャラの髪の色や制服の色はどうやって決めていますか?
まず、キャラ表の段階で、白髪か黒髪かトーンかっていうのは決めていて。それをカラーにするときは、目立つ色で似合う色は何かなと考えて決めています。先に髪の毛の色を決めてから、そのバランスをみて、瞳や制服の色を決めていく。ほかのキャラは、主人公とのバランスをみて。
楽器の作画は大変ですか?
思った以上に大変ですね(笑)。フルートは実際に吹いていたし、家にもあるので描きやすいんですが、サックスは未知のものなので、本当に大変! カラー塗りのときも「湊め~!なんでサックスにしたんだ~!」って(笑)。
うららのように、先生が今新しく何かを始めるとしたらしたいことはなんですか?
資料用にサックスを買ったので、せっかくなので吹けるようになりたいなって思います。フルートとピアノとギターとサックス…かなり楽器が多い家になっています。
セーラー服に憧れて入ったうらら。先生は制服への憧れはありましたか?
それが、まったくないんですよ。高校のときは、家からの近さ優先で選んだので。でも、中高もセーラー服だったので、今思えばブレザーも着てみたかった。
最後にりぼんっ子へ一言お願いします!
これから部活に入る読者の子が多いと思うので、決めるキッカケになれたらうれしいなって。音の楽しさを伝えていけるようにがんばります!

(2015年8月1日)

(※インタビューは、2015年7月現在のものです。)

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