- まんが家になりたいと思ったのは、いつ、どんなきっかけでしたか?
- 小学校中学年の頃、同じクラスの友だちがまんが家を目指していて、そのとき初めて、まんが家という職業を知りました。元々絵を描くのが好きだったので『絵を描いてお金がもらえるなんて最高の仕事だ!』と思って…(笑)。
- 投稿時代は、どんなお気持ちでしたか?
- 夜中にまんがを描いていて親に怒られること以外悩んだことはなかったです。「まんが描くって、超楽し――!!!」、これだけで描いていました。ネームがボツになったりしても、次にどう生かすか、どう直すかを考えるのが、また楽しかったです。
- 投稿時代は、どのくらいのペースで作品を仕上げていましたか?
- 初投稿は、中学校に通いながらだったこともあり、下絵に半年、完成までに約1年かかったと思います。次の作品は、担当さんに〆切を指定されたのと夏休みということもあり、2〜3か月で描きました。
- デビューが決まったときのお気持ちは?
- まずびっくりして、そのあと「やった――!」だったような気がします。すみません、昔のことすぎて、もう記憶が曖昧です…。
- デビュー前とデビュー後で、変わったことは?
- デビュー前は100%「自分が楽しいから、好きだから」で描いていましたが、デビュー後は良くも悪くも人に読まれることを意識するようになりました。 読みやすさ・分かりやすさを考えてまんがを描くようになったことが、一番の変化だと思います。
- 今だからこそ思う、「投稿時代こうしておけばよかった」ということはありますか?
- 投稿時代に、後悔はないです。強いて言うなら、アシスタントを経験できるチャンスがあればよかったです。
- 絵を描く際に、気をつけていることは?
- 精一杯かわいく、かっこよく。せめて見やすく、丁寧に!
- ネームをつくる際に気をつけていることは?
- キャラクターが生きているか、ストーリーに合わせて動かされていないかを、一番気をつけています。
- まんがを描く上で、春田先生が一番大切にしていることは?
- 納得がいかないところは、時間が許す限り何回でも直す。話も絵も。
- 「りぼん」のまんが家でよかった、と思うことはありますか。
- 自分が子供の頃、夢中で読んでいた「りぼん」に載せてもらえていることは、本当に夢のようだと思います。
- まんがGPで読んでみたいのはどんな作品?
- 絵でも話でも、最初の数ページで心を掴まれてしまう、そんな作品が読みたいです!
- 新れんさい1話目を想定した作品を投稿する場合には、どんなことに気をつけるべきでしょうか?
- 続きが読みたくなるようなわくわく感! 1話目はこれにつきると思います。
- まんがGPの投稿者の方へ、春田先生からメッセージをお願いします。
- 自分の心が何かに動かされたとき、いいネタが生まれます。自分の感性を信じて、追求して、それを原稿にぶつけてください!