審査員スペシャルインタビュー⑤

水沢めぐみ先生

水沢めぐみ先生

まんがグランプリ(以下まんがGP)が誇る超ゴーカ審査員の、スペシャルインタビューをお届け! 第一線で大活躍中の先生方のことばには、デビューへのヒントがいっぱいなので、ぜ~ったいチェックなんです!!

「りぼん」に投稿しようと思ったきっかけは? また、それは何歳のころでしたか?
初投稿は中学2年生の時でした。 小学生の時からりぼんが大好きで、「絶対りぼんのまんが家になる!」と決めていました。 中学生の間に4回投稿、4作めの作品で準りぼん賞に入り、デビューにつながりました。
投稿と学業との両立はどうしていましたか?
夜この時間までは勉強、と決め、その後まんがを描いていました。 寝るのは午前1時~2時。睡眠時間は5時間くらいでしたが、描くのが楽しすぎて全然平気でした。
プロデビューする前とした後で、どんなことが変わりましたか? 
高1でデビューして、学校とまんがの両立生活が続いたのですが、テストと締め切りが重なったり、ネームが思うようにできないのに締め切りが迫ってきたりと、「締め切り」に間に合うように描く厳しさを実感するようになりました。
キャラを考える際、どんなふうに考えていますか?
ポニーテール→元気の印、みつあみ→カントリーガール、ショートヘアに大きなリボンというギャップ、など髪型から考えることが割と多いかも。 主人公も脇役もパッと見てどんなタイプの子か、わかりやすい見た目になるように気をつけています。
ネームをつくる際、一番気をつけていることは何ですか?
印象に残るシーン、セリフがつくれているか、 ぐいぐい読み進められるようなテンポになっているか、などです。
「りぼん」でまんがを描いていて、よかったと思うことはありますか?
ずっと大好きだった雑誌に描くことができ、本当に幸せだと思っています。 りぼんでまんが家友達がたくさんできたのも嬉しいです。
小学生まんが大賞の審査員もされている水沢さん。まんがGPにはどんな作品を期待されますか?
“勢い”のある作品が読みたいです。 作者の“想い”がいっぱい伝わってくるような。 小学生のフレッシュな感性も大好きですが、さらにいろんな 経験を重ねた作者によるGPの作品。 とても楽しみにしています。
まんがGPでは、れんさい1話目を想定した作品も募集しています。れんさい1話目を描くにあたって、特に大切なのはどんなことでしょうか?
キャラクターをはっきりさせることと、 読者が引き込まれる設定やシーンをつくること、かな。 れんさい1話目でも、出し惜しみせず思い切り描き切ることも大事だと思います。
審査員として、個人的に読んでみたい作品のテーマを教えてください。
最近少女まんがにスポーツものが少ない気がします。 何かスポーツに打ち込んで頑張る子のお話、読んでみたいです。(リオオリンピックの影響で、今の気分はこんなカンジ)
まんがGPに投稿しようとしている方、審査結果を待っている方へ、一言メッセージをお願いします。
自分の好きなことが仕事になるって最高だと思います。夢に向かって頑張ってくださいね。応援しています!!

とじる

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