――「HIGH SCORE」で京介を演じると決まった時のお気持ちは?
A.「HIGH SCORE」は、可愛らしい画とは対照的な激しい描写と毒っ気の強さ、何より女の子キャラがパワフルな作品だと思いました。テンションが高く際どいキャラクターなので、アフレコが楽しみでしたね。
――実際に京介を演じてみて、いかがですか?
A.痛いのは嫌いなので、京介の心理を理解するのはなかなか難しいです(笑)。彼との共通点はあまりありませんが、それがスムーズな役作りに繋がったように思えます。登場の度、いたぶられに対して高揚感が増していく様は、相当なド変態ですね。演ってるのは僕ですが(笑)。
――えみか役の小林ゆうさんが、櫻井さんの京介に思い切りパンチを受け止めてもらったとおっしゃっていました。いたぶられ具合がひとつの見どころだと思いますが、読者&視聴者のみなさんへ、メッセージをお願いします。
A.この作品は、登場人物達が活き活きしています。派手でPOPでちょっぴり痛い(笑)。ショートアニメならではのフットワークの良さを楽しんでもらえたら嬉しいです。
――ありがとうございました! では続いてこの方が登場です!
――「HIGH SCORE」の原作で好きなシーンなどはありますか?
A.初めて読んだのは小学生のころだったんですが、かおり役に決まって、また1から読み直させていただいて、声を出して笑いました(笑)。泉水に「泉水ちゃんは別の国の王子様になればいいよ」って言うシーンが好きです。 かおりを1番演じたいと思っていたので、決まった時は本当にうれしかったです!実は別の役でオーディションを受けたんですが、「かおり役も受けさせてください!」とお願いしたんです。勇気を出してお願いして本当によかったです。
――小学校時代からの思い入れを持って演じれらてみて、いかがでしたか?
A.個性的なハイスコアキャラクターの中ではかおりは比較的普通で、周りのペースに巻き込まれていくところなんかは、普段の私に近い気がします。でも、おっとりしているようで元気はあるので、その両方を兼ね備えたキャラクターにするのが難しかったです。
――それでは、葉山さんから見たアニメの見どころを教えてください。
A.全部が見どころです! 1話1話は短いですが、ハイスコアの世界観がめいっぱい詰め込まれています。えみか役の小林ゆうさんと、京介役の櫻井孝宏さんのアドリブ合戦が本当に面白いです(笑)。台本には数行しかない部分もすごく膨らませて演じられるので、収録中に笑いをこらえるのが大変でした! 音楽もテンポ感もポップでかわいくて楽しい作品なので、是非たくさんの方に見ていただきたいです!
――全部が見どころとは、力強い言葉です☆ そして最後はこの方!
――「HIGH SCORE」はぶっとんだキャラが多いですが、原作を読まれた時の感想はいかがでしたか?
A.キャラの個性がぶっ飛び過ぎてて、マイペースにもいろいろあるんだなぁ〜と、爆笑しながら読ませて頂きました! めぐみが、母親・景織子への陰口を背後で聞かれてしまい、恐怖で振り向けないという8巻のシーンが好きです。別な意味でゾクゾクしました(笑)。
――嵐士役に決まったと聞いた時、「叫び出すくらい純粋に嬉しかった」(でも屋外だったので、マネージャーと握手しながら声にならない叫びをあげていた)という村田さん。現場に入られてみて、いかがでしたか?
A.穏やかでマイペースなところは自分と似ていて演じやすかったかなと思うのですが…マイペース以外な部分には、実は、けっこう試行錯誤しました(汗)。穏やかさの中に潜む、嵐士の様々な持ち味を、どうすればにじみ出せるのかと…! 僕は途中からの参加だったのですが、初回の収録でえみか役の小林ゆうさんが、テスト、本番と、回を重ねるごとにお芝居のゴリラ度が増していったとお聞きした時…「拝見したかったぁ〜!!!」と、本気で悔やみました。
――えみか&京介のやりとりは本当に大きな見どころですね…! ではそれ以外で(!?)見どころ&メッセージをお願いします。
A.テンポアップな掛け合いと、魅力的で濃過ぎるキャラクター達で、各話3分間に何度も爆笑して頂けます! お話の展開も、原作と読み比べながらご覧頂くと、また違った楽しみ方ができるかもしれません。どうぞ、ご堪能下さい!
――――収録が別になってしまっても、心はひとつ…!
キャストのみなさんのチームワークと、現場の雰囲気の良さがさらに感じられるインタビューでした。
えみかと京介のバイオレンス(愛)のシーン、必見です!
次回はめぐみ役の喜多村英梨さんのロングインタビューをお届けします。ご期待ください☆