いま1番気になる歌い手さんに、りぼんが直撃インタビュー! ミステリアスなルックスと変幻自在の低音ボイスの超学生さんが活動を始めたのは、なんと小学生の時! 撮りおろしの写真がドーンと入ったりぼん3月号の記事もチェックしてね♡
「歌ってみた講座」という動画を見て、興味本位で始めたのがきっかけ。楽器経験もなく家族に音楽好きがいたわけでもなく、全部独学で。ボカロならではの難しい曲が多い時代だったから、訓練兵のように頑張って練習してた(笑)。ネットは怖いイメージがあって叩かれるのを覚悟で投稿したけど、意外と温かいコメントが多くて嬉しかったな。
当初は投稿の仕方を試行錯誤してたけど、何をやってもいっしょだなと最終的に気づいて(笑)。今は自分にウケるかどうかが一番大事! 数字や反応が目的になるとそれに一喜一憂しちゃう気がして。やりたい事だけをやっていれば、反応が来てもラッキー程度に思えるし長く続けられると思う。
映画や小説で感動するとすぐ号泣するし、ギャグシーンは笑っちゃう。家族とはすごく仲が良いけど、その上で「よくわからん」と言われ続けて育ちました。小5で歌をネットに投稿する時点で変だったんじゃないかな(笑)。友達からは“飽き性”と言われたこともある。「歌ってみた」は、その枠の中で歌のジャンルや動画スタイルを変えてるから続いてるんだと思う。
歌は数分で終わるから、緊張してたらもったいない! 思いっきり楽しんだ方が、もし失敗しても面白いと思えるからね。あとは上手く歌おうと気を張らないこと。友達が歌って音程を外しても、見てる側はあまり気にしないでしょ? 「そんなに自分に興味持たれてない」って思っちゃえば大丈夫(笑)。
バスケとサッカーが好きで、バスケチームのキャプテンでした。実はK-POPアイドルが好きだったので踊りを練習して動画を撮ったことも。絶対見せたくない(笑)。当時はマジシャンになりたくて、分厚い本を読んで練習してたな。トランプやコインのようなマジックの世界観はいまだに好き!
かっこいい戦闘シーンがあったり、武器が細かく描かれていたり、ビジュアルが面白いものが好き! 『亜人』(著:桜井画門)とか。お気に入りは『BEASTERS』(著:板垣巴留)。かわいい世界かと思いきや、深い人間ドラマなところが魅力です。
吸血鬼やゾンビになってみたい願望が昔からあって(笑)。でも女の子が怪物で、その子と恋する設定もありかも? 「みんなは怖がってるけど、優しいところを僕はちゃんと見てるよ」っていう。逆『美女と野獣』ですね!
撮影/吉川綾子
ヘアメイク/松本江里子(M's)
構成/井踏玲奈